MOREDANCE

CHALLENGE THEME「BASS を打ち込んでみよう !」

PROFILE

EDMシンガー・DJデュオ「FUTURE BOYZ」のボーカル、サウンドクリエイター。RADIO FISH、Kis-My-Ft2等のアーティストに楽曲提供するほか、ソロワークとして3/22には「WHAT YOU WAITING」をリリースするなど活躍中。FUTURE BOYZ名義では、4/5に「SAKURA / Throw Down」をリリース。

Hello! iamSHUMです。前回から始まった初心者でも簡単にできるDTM講座! 早くも2回目に突入です! |前回はドラム音源をMIDIで打ち込んで「BEAT制作」を行いました。うまくできた人はいたかな? 今回は打ち込んだBEATに、BASSを打ち込みたいと思います。

BASSの重要性

ダンスミュージックにおいて、BASSはとても重要な存在です。BASSが低音域を支える事で、トラックに厚みが増し、踊れるグルーヴ感のあるトラックに仕上がります。なので簡単に言うとBASSがないと曲がスカスカに聴こえ、ライヴやクラブでプレイしても迫力がなく、踊れない、グルーヴ感のない曲に聴こえてしまいます。
ということで今回もApple Macで起動する“LogicX"というソフトで制作して行きましょう~!

BASSでグルーヴを作ろう !

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それでは早速前回のドラム音源を生かしてBassを打ち込んでいきましょう!
LogicXには付属の使えるソフトがたくさんあります。今回はその中の「Sculpture」というシンセベースを使用しましょう。

  • この画面が出てきます。
    左上のデフォルトから「ModeledBass」のプリセットの中から「Eightes FM Bass」を選択。

  • まずは打ち込みに慣れるために画像のMIDIのように打ち込みます。 キーはF(ファの音)です。(上の“表示”から“エディタを表示”でMIDI画面を出して⌘ボタンを押して打ち込みたい所にマウスをクリック)

  • 少し慣れたら画像のように細かく刻んでみよう!

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打ち込みができたら今度はBassにサイドチェーン(以下: SC)をかけていきます。

SCとは

Kickが入るタイミングでベースやシンセサイザーの音量が下がるような仕組みです。ダンスミュージックでよく聞く「ンァア! ンァア!」って鳴る音です。SCを使うことによってMIX(全部の音を最終的に整える)時にKickとぶつからないので、きれいにKickもBassも聞こえるようになります。

  • 初心者の方には手順が少し難しいと思うので、簡単にSCをかけられるNikcy Romeroの「Kickstart」(別売り:$15でとても安い)というプラグインがオススメです。これはボタンひとつでBPMに合わせてSCをかけてくれるのでとても便利。海外の有名なDJもみんな使用してますよ。使っていると段々 SCの仕組みが理解できるので、その後SCのかけ方を覚えることをおすすめします。

あとはグルーヴ感を意識して好きなようにベースラインを打ち込んでみよう! 君のグルーヴを見つけて踊れるBassを作っちゃえ!!
また別売りのシンセサイザーでオススメなのは「NEXUS2」「Serum」「Sylenth1」がダンスミュージックの音作りに向いているよ!
色んな音を聴いて組み合わせて、さらにかっこいいトラックに仕上げていこう!!

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